マルウェア/ランサムウェアとは? | 特徴や感染の確認・対応方法について

マルウェア/ランサムウェアとはどんなウイルスで、感染したらどうすればいいのでしょうか。その特徴や検出・感染の確認方法、そして感染した場合の対応方法について解説します。セキュリティ対策ソフトの1つ、ウイルスバスタービジネスセキュリティサービスならランサムウェアにも対応できます。

ランサムウェアとは

近年、感染すると恐ろしい被害をもたらすマルウェアの1つが「ランサムウェア」です。

ランサムウェアとは、使用しているコンピュータを強制的にロックしたりの中にあるファイルを暗号化して、元の状態に戻すことと引き換えに身代金を要求してくる不正プログラムの一種です。

2015年から2017年にかけてランサムウェアの新種や亜種が増加の一途をたどっておりましたが、2018年に入って新種の出現傾向は減少しているものの、深刻な感染被害は後を絶ちません。

このようなマルウェアに対して私達はどのような対策がとれるでしょうか?
ランサムウェアの特性や、ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス(以下、VBBSS)におけるランサムウェアへの対策方法も交えて解説していきます。

一度感染すれば、業務がすべて止まることも

ランサムウェアの一般的な挙動として、一度感染すると、コンピュータの中にあるファイルの多くを暗号化し、そのままでは使えないような状態にしてしまいます。
またそれだけでなく、画面に警告が表示され、一定時間内に身代金を払わなければ、ファイルを取り戻すことはできない、などと脅迫されます。

またランサムウェア「WannaCry」はワーム機能による自動感染の機能を有しており、一台が感染するとネットワーク越しに他のコンピュータも感染被害を拡大させていきます。
これはつまり、企業内のネットワークなどを通じて甚大な被害を生み、場合によっては、企業自体の経営に大きなダメージを与えることがあるのです。

VBBSSが防ぐランサムウェア感染被害の拡大

VBBSSは、トレンドマイクロが提供するクラウド技術基盤であるTrend Micro Smart Protection Networkとの連携により、15分ごとに更新される最新のセキュリティ情報を参照して新たな脅威に対する効果的な防御を提供します。

また、AI技術を活用した機械学習型検索や挙動監視の技術により、パターンファイルには記載されていない未知の脅威に対する対応力を強化することができます。

また万が一、ランサムウェアに感染してしまった場合でも、VBBSSであれば

- ウイルスの感染活動により変更されてしまったレジストリ情報を復元するダメージクリーンナップ
- ランサムウェア等のファイル操作が発生したタイミングで一時的にファイルのバックアップを作成し、変更されたファイルを元の状態に復元するバックアップ機能

これらの機能を活用することで、コンピュータの感染被害を最小限に抑えることができます。

これらの機能から、VBBSSは明日発生しうる未知のランサムウェアによる被害を、最小限に抑えることができるのです。