法人向けクラウド型総合ゲートウェイ
セキュリティアプライアンス
Cloud Edge™
Cloud Edgeとは

※写真の筐体はCloud Edge 50です。
Cloud Edgeとはトレンドマイクロが提供するゲートウェイセキュリティ製品です。
本体をお客様のネットワーク環境に組み込むことで、そのネットワーク環境をセキュリティリスクから保護します。
PC側のセキュリティ対策だけではなく、ネットワーク側のセキュリティ対策も施すことで、多層的でより高度なセキュリティ対策が可能になり、
・そもそも、社内のネットワークに脅威や悪意あるデータ、プログラムを侵入させない
・もしPCがウイルス感染してしまった場合にも、社内のデータやプログラム、重要な情報を社外に出さない
といった環境を構築することができます。
機能と特徴
Cloud Edgeの特徴のひとつとして、セキュリティ対策の対象となるのは「ネットワーク」である点が挙げられます。
企業のIT環境をネットワークレベルで守るセキュリティ機能としては、代表的なもののひとつに“ファイアウォール”がありますが、Cloud Edgeではこの“ファイアウォール”機能に加え、“IPS”機能や“Webレピュテーション”機能、“メール対策”機能が搭載されています。
これらの機能を効果的に活用することで、Cloud Edgeはお客様のネットワーク環境の中における
・外部のネットワークから入ってくる脅威や悪意ある攻撃から、自社のネットワークを守る【入口対策】
・社内PCから外部へ情報が抜き取られようとしたり、悪意があると認定されたサイトへアクセスしようとしたりした際に、それを遮断する【出口対策】
これら2つの対策を可能にし、被害を最小限に抑えることができます。
また、こうした機能が有効になることでCloud Edgeがお客様のネットワーク環境に負担をかけてしまわないよう、クラウド側のリソースを使って大半のファイルスキャニングを行うよう設計しているため、機器本体、ひいてはお客様のネットワーク環境への負担を抑えながら、高いパフォーマンスと強固なセキュリティ対策の両立を実現しています。
よりCloud Edgeの機能がわかりやすいよう、「ウイルスメールブロックとスパムメールフィルタ」に焦点をあてた具体例を紹介します。
エンドポイントセキュリティでは、PCのメールボックスに届けられた悪意あるメールを開封し、そのメールに添付された不正プログラムが実行されてはじめてウイルスを検知、駆除の対象とします。
一方ゲートウェイセキュリティでは、PCにメールが届く前、メールサーバからPCへの配送の途中で、そのメールに不正プログラムが添付されていないかを通常のパターンファイルだけでなく、機械学習気機械学習やサンドボックスにより確認・判断し、ウイルスや不正プログラムがあればブロックします。
つまり、そもそもPCまで悪意のあるメールが届くことを最小限に抑えるのです。

※サンドボックス動的解析は有償オプションです。
お客様の声
[業種] 医療 | [従業員数] 744人
統制が困難な持ち込み端末であってもゲートウェイに設置するだけで対策
ランサムウェアから医療現場を守る
- お客さまの課題
- 職員、医師の持ち込み端末は、パターンファイルの更新などを統制しきれない。急増するランサムウェアなどから、あらゆる端末を保護したい
- 解決策と効果
- ゲートウェイにUTMである「Cloud Edge™」を導入し、多様な脅威から端末を保護。既存環境を大きく変更する必要がなかった上、スループットも維持している
ご購入方法・導入の流れ
トレンドマイクロはCloud Edgeの販売にあたり「パートナー販売方式」を採用しています。
トレンドマイクロ社の販売パートナーである、販売会社各社さまの情報はこちらのページよりご確認いただけます。
なお、販売会社さまへのお問い合わせおよびご購入後、Cloud Edge本体の接続・設置や有効化といった作業は、ご購入いただいた販売会社の担当スタッフさまにて担うので、ネットワークに関する知識がなく「Cloud Edgeをどこに接続すればいいのかわからない」という方でも、問題なく導入が可能です。
※導入設置や運用に関するサポート内容については、販売会社ごとにメニューが異なります。
※Cloud Edgeはトレンドマイクロの法人向け直営ストアではお取扱いがございませんので、ご購入などのご相談は販売会社各社さまへお問い合わせください。